
全国約4,000店の加盟店をネットワークに持ち、花の小売業界大手の花キューピット。そのインターネットサイトとして登場したインターネット花キューピットは、独自の商品やサービスを続々と生み出し、これまで花を贈る習慣がなかったお客様の掘り起こしに成功。業界全体を巻き込みながら、新しい花贈り文化の創造に挑んでいる。
── インターネット花キューピットはどのようにして誕生したのですか?
2000年、花キューピットのインターネットサイトとして誕生しました。花屋さんに来るお客様の層とインターネットの利用者層は少し違います。だからこそ新しい需要の掘り起しができるのではと思い、事業が始まったのです。実際、花屋さんのお客様は50代、60代の女性が中心でした。それが現在、インターネット花キューピットの利用者はおおよそ男女半々。年齢も30代を中心に、40代、50代と幅が広がっています。そういう意味では、新しいターゲット層の獲得に成功したと言えるのではないでしょうか。
── インターネット花キューピットならではのサービスはなんですか?
まず、24時間いつでもどこでも注文できることです。花屋さんに入ることに抵抗のあった男性のお客様でも注文しやすい。これによって、花を買うという行為の敷居を下げることができたのではないでしょうか。また、インターネットならお客様から写真やメッセージを受け付けて、花にカードを添えて贈ることも簡単にできます。花だけを贈るよりも、より相手に気持ちが伝わりますよね。さらに、届ける仕組みが他の小売店とは圧倒的に違います。全国約4,000店の花キューピット加盟店ネットワークを生かした当日注文、当日配送が可能です。花屋さんが直接花を届けるので、お客様との会話が生まれ、花を手にした方はより興味や愛着がわくと思います。
── 「気持ちが伝わる」ということを、とても大切にしているのですね?
「その先に笑顔が見える贈り物」というのが会社の理念です。最近「花musubi」というサービスを展開しているのですが、このサービスは花を通してアーティストとファンをもっとつなぎたいという思いから生まれました。コンサートなどの開催前に、ファンからメッセージを寄せてもらい一冊のアルバムにします。それを、アーティストへ花と一緒お届けするのです。ファンの多くは、どう形にすれば気持ちが一番伝わるのか悩んでいました。同時に、アーティストも感謝の気持ちをファンにお返しする手段を探していたのです。実は私自身も、好きなアーティストがいて、何かできないだろうかという思いが長年ありました。日頃から、自分がそんなことをされたらうれしいな、という気持ちを大切にして仕事をするようにしています。





